インターネット利用アドバイザーよくある質問


インターネット利用アドバイザーについて
Q1. インターネット利用アドバイザー制度とはどのようなものですか?
Q2. どのような勉強をすればよいですか?
Q3. 費用はどれぐらいかかりますか?
Q4. インターネット利用アドバイザーになると講師などの仕事を紹介してもらえるのですか?
Q5. 受験資格に「ルール&マナー検定においてスコア90以上で、かつ「スコア認定証」を取得」とありますが、これは以前に実施された検定でスコア90以上でスコア認定証を取得した場合でも認められるのでしょうか?

論文試験について
Q1. 論文のテーマは何ですか?
Q2. どのように提出すればよいですか?
Q3. いつまでに提出すればよいですか?

面接試験について
Q1. 面接は東京以外では実施しないのですか?
Q2. 面接日時はいつですか?
Q3. 面接時間はどれぐらいですか?
Q4. 面接員はどのような人ですか?

研修について
Q1. 研修の場所はどこですか?
Q2. 研修の日時はいつですか?


インターネット利用アドバイザーについて

Q1. インターネット利用アドバイザー制度とはどのようなものですか?
A. 「インターネット利用アドバイザー」制度は、インターネット初心者や若年層の利用者、既存の利用者などを対象に、インターネットを安全で安心して利用するためのアドバイスが行える人材を養成することを目的として、インターネット協会が実施する称号付与制度です。
当協会が定める一定の要件を満たす優れた知識、経験を有する人材に「インターネット利用アドバイザー」の称号を付与することにより、インターネット利用について安心・安全の観点から適切なアドバイスを行える人材であることを明らかにすることを目的としています。

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Q2. どのような勉強をすればよいですか?
A. 以下のような資料を読んだり、日常的にインターネットに関する書籍や記事を読んだりすることによって、インターネットに関する知識を深めておくことをお勧めします。また、初心者や若年層の利用者に対し、インターネット利用について安心・安全の観点から適切に、わかりやすく指導するための研修も必要となります。
 ■ インターネット協会発行の「インターネットにおけるルール&マナー 公式テキスト」
 ■ インターネット協会による「ルール&マナー集」のシリーズ
 ■ インターネットホットライン連絡協議会などの協会関連のウェブサイトの情報
 ■ インターネットに関連する事件報道、時事問題、関連法規

Q3. 費用はどれぐらいかかりますか?
A. インターネット利用アドバイザーでは、スコア90以上で「インターネットにおけるルール&マナー検定スコア認定証」を取得(発行手数料:3,300円 内消費税300円)していることが受験資格となります。受験資格を満たし、かつ「インターネット利用アドバイザー試験」に合格、さらに当協会が主催する所定の「インストラクター研修」の受講を終了した方に、「インターネット利用アドバイザー」の称号を付与し、インターネット利用アドバイザー証を授与することになります。 費用は以下のとおりです。

インターネット利用アドバイザー受験料
 :16,500円(内 消費税1,500円)
研修受講料
 :11,000円(内 消費税1,000円)

受験申込み手続きは、「インターネット ルール&マナー検定」ホームから行えます。

Q4. インターネット利用アドバイザーになると講師などの仕事を紹介してもらえるのですか?
A. このインターネット利用アドバイザー制度は、当協会で実施する試験を通じて「インターネット利用アドバイザー」の称号の付与を行う制度です。講師などの具体的な仕事の紹介、あっせんは行いません。外部でのセミナー等の開催に際して、講師紹介等の問合せがある場合には、インターネット利用アドバイザーのリスト(希望者のみ)の提供を行います。
なお、当協会では、「インターネット利用アドバイザー」の称号の幅広い認知・普及によって、インターネット利用アドバイザーに期待される役割としてあげられている、インターネット関連のヘルプデスク、インターネット関連の授業・講習会・研修会などの講師、企業・学校におけるIT推進リーダー/推進担当、企業・学校等におけるシステム管理、ショッピングサイトの管理、電子掲示板の管理、ウェブページの作成などの業務において、「インターネット利用アドバイザー」の活躍の場が広がることを期待しています。

Q5. 受験資格に「ルール&マナー検定においてスコア90以上で、かつ「スコア認定証」を取得」とありますが、これは以前に実施された検定でスコア90以上でスコア認定証を取得した場合でも認められるのでしょうか?
A. 以前にスコア90以上で、スコア認定証を取得された方でも、新たに受検が必要です。2023年以降のルール&マナー検定を受け、スコア90以上でスコア認定証を取得された方を対象としています。

論文試験について

Q1. 論文のテーマは何ですか?
A. 論文テーマは、受験をお申込みいただいた方にメールでお知らせします。なお、過去の論文テーマは以下のとおりです。

2006年 上期
テーマ(1)
子どものインターネット利用における注意点と安全対策についてあなたの考えを述べなさい。

テーマ(2)
あなたのプロフィール、および試験に合格後、インターネット利用アドバイザーとして何をしたいか述べなさい。
2006年 下期
テーマ(1)
以下の2つのテーマから一つを選び、あなたの考えを記述してください。
  1. インターネット利用における自由と規制のバランスについて
  2. 子どもの携帯電話からのインターネット利用における注意点と、安全対策について
テーマ(2)
最初に、ご自身の経歴を簡略に記述してください。次に、受験の目的についてご自身の経歴や活動実績と関連させて記述してください。
2007年 上期
テーマ(1)
インターネットにおける匿名性によりさまざまなトラブルが発生しています。この、インターネットにおける匿名性に関する現状と課題について、あなたの考えを述べてください。次に、課題に対する解決策を提案してください。

テーマ(2)
あなたのプロフィール、および試験に合格後、インターネット利用アドバイザーとして何をしたいか述べなさい。
2007年 下期
テーマ(1)
携帯からのインターネット利用によって、闇サイトや子どものいじめなど、さまざまな事件が発生しています。あなたの視点から、携帯からのインターネット利用に関する現状と課題について述べてください。次に、課題に対する解決策を提案してください。

テーマ(2) インターネット利用アドバイザーを受験した動機と、合格したらその称号をどのように活用したいかを、現在までの生活上、仕事上の経験を含めて具体的に述べてください。
2009年
テーマ(1)
インターネット上では、犯行予告やネットいじめなどさまざまな事件が発生しています。それらのリスクから青少年(18歳未満の者)を守るため、「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」が平成2009年4月から施行されます。この法律では、(1)保護者に対しては、その保護する青少年に適切にインターネットを利用させる責務などが課され、(2)青少年のインターネット利用に関係する事業者に対しては、青少年がインターネットを利用して有害情報の閲覧をする機会をできるだけ少なくするためのフィルタリングなどの措置を講ずる義務が課されることになっています。そこで、あなたの視点から、青少年のインターネット利用に関する現状と課題について記述してください。次に、課題に対する解決策を提案してください。

テーマ(2) インターネット利用アドバイザーを受験した動機と、合格したらその称号をどのように活用したいかについて、これまでの生活上、仕事上の経験を含めて具体的に記述してください。
2010年
テーマ(1)
CGMサイト利用における青少年保護の対策
従来のインターネット上のサイトはオーナーが自ら編集を行い、第三者による書き込み機能を持たない、情報が一方向に発信される形式が主流です。このようなサイトの場合、青少年がインターネットを利用する際の主なリスクは、性的な情報や暴力的な情報など、いわゆる有害な情報を見てしまうことにあると考えられています。これに対しては、有害情報をフィルタリング機能により遮断することにより、相当程度対応が可能です。
しかしながら、近年増加している掲示板、ブログ、SNS(Social Networking Service)などのCGM(Consumer Generated Media)といわれる書き込みサイトでは、情報の流れが双方向的であり、不特定多数の人の間でのコミュニケーションが可能です。しかし、CGMでは、様々な有意義な効果を期待できるものの、双方向的なコミュニケーションが可能であるがゆえの事件も発生しています。
これまでCGMに関連して発生した事件や、インターネット協会によせられた相談事例を整理すると、CGMサイトに関連したリスクには、以下のような類型が存在すると考えられます。
  • 青少年の個人情報漏えい(氏名、電話番号、住所、写真等)が生じる場合
  • 青少年が悪意のある大人等とのやりとり、出会いを通じ、犯罪(性的虐待、誘拐、ストーカー、脅迫、詐欺等)に巻き込まれる場合
  • 特定の青少年を対象としたいじめや誹謗中傷が、現実空間にとどまらず、インターネット上において行われる場合
そこで、上記の類型の各々に対して、あなたの視点から、CGMサイト利用における青少年を保護するための対策を提案してください。

テーマ(2) 受験の動機と合格後の計画
インターネット利用アドバイザー試験を受験した動機と、合格したらその称号を活用するための計画を、これまでの生活や仕事上の経験と関連づけて、具体的に記述してください。
2011年
テーマ(1)
インターネット上の児童ポルノのブロッキングについて
児童ポルノの製造や提供、公然陳列はすでに法律で規制されていますが、児童ポルノが一旦インターネット上に流出すれば、その全てを回収することは事実上不可能であり、被害児童の苦しみは将来にわたって続くことになるので、一刻も早くその流通防止を図ることが求められています。そこで、本年4月から大手のインターネット接続プロバイダ(ISP)等により、児童ポルノの流通防止を目的として特定サイトへのアクセスを強制的に遮断する「ブロッキング」が開始されています。このブロッキングは、一般社団法人インターネットコンテンツセーフティ協会が、決められた基準に則って独自に検討を施したうえで作成した、「アドレスリスト」に指定されたサイトを対象に行われています。
主に青少年に不適切だと思われるサイトへのアクセスをPCや携帯からできなくする「フィルタリング」のように、インターネット利用者の選択に委ねられているサービスとは異なり、ブロッキングはすべてのインターネット利用者のアクセスに適用されるため、ISPが守らなければならない通信の秘密の侵害になるのではないかという議論が起こりましたが、インターネット利用者の通信の秘密や表現の自由に不当な影響を及ぼさない運用に配慮しつつ、ISP等が自主的に実施できるように対策を講ずるという政府の方針を受けて、ブロッキングが開始された経緯があります。
そこで、フィルタリングやブロッキングについて知っていることを記述し、あなたの視点から、児童ポルノの流通を防止するための方策として、警察による取り締まり強化やサイト管理者による削除に加えて、ブロッキングを実施することの意義を記述してください。

テーマ(2) 受験の動機と合格後の計画
インターネット利用アドバイザー試験を受験した動機と、合格したらその称号を活用するための計画を、これまでの生活や仕事上の経験と関連づけて、具体的に記述してください。
2013年、2014年
テーマ(1)
青少年による新しいインターネット端末の利用における問題点
スマートフォンや携帯ゲーム端末、音楽プレイヤー等、新しいインターネット端末を青少年が利用する場合の問題点にはどのようなものがあるでしょうか。 また、それらの問題点の対策について考えられることもあわせて述べなさい。

テーマ(2) 受験の動機と合格後の計画
インターネット利用アドバイザー試験を受験した動機と、合格したらその称号を活用するための計画を、これまでの生活や仕事上の経験と関連づけて、具体的に記述してください。
2015年、2016年
テーマ(1)
ツイッター等での不適切な発言や画像の投稿により、投稿者や周囲の人が社会的責任を負う事例が問題になっています。逮捕・補導されたり、損害賠償を請求されたりしたケースも実際に起きています。また、所属する会社や組織の秘密情報を不用意にSNSに投稿し、情報漏えいを起こすといった事例も発生しています。こうした投稿が行われてしまう背景には、SNS等の投稿が全世界に公開されているという意識がなく、「友人や知人しか見ていない」という思い込みがあるという指摘があります。 そこで、あなたの視点から、特に若年層(青少年)がこうした行為の加害者あるいは被害者となるのを防止するために、有効と考えられる対策を提案してください。

テーマ(2) 受験の動機と合格後の計画
インターネット利用アドバイザー試験を受験した動機と、合格したらその称号を活用するための計画を、これまでの生活や仕事上の経験と関連づけて、具体的に記述してください。
2017年、2018年
テーマ(1)
手記コンクール受賞作品の感想とあなたの視点
インターネット協会は、インターネット手記コンクールを実施しています。なるほどと同感したり個性的な手記もあり、見応えのあるものです。そこで、コンクール受賞作品の中から特に感じたことを述べた上で、あなたの視点から、インターネットを上手に使いこなすために、またはトラブルに遭わないために、有効と考えられる対策を提案してください。

テーマ(2) 受験の動機と合格後の計画
インターネット利用アドバイザー試験を受験した動機と、合格したらその称号を活用するための計画を、これまでの生活や仕事上の経験と関連づけて、具体的に記述してください。
2019年、2020年
テーマ(1)
ネットの投稿とあなたの視点
最近、いたずら動画を投稿して喜んだり、デマ情報を信じて拡散してしまう利用者が増えています。このようなネットの信頼性を揺るがす行為について、現状を述べた上で、あなたが考える対策やそれらを実現する啓発方法を記述してください。

テーマ(2) 受験の動機と合格後の計画
インターネット利用アドバイザー試験を受験した動機と、合格したらその称号を活用するための計画を、これまでの生活や仕事上の経験と関連づけて、具体的に記述してください。
2021年
テーマ(1)
ネットの投稿とあなたの視点
2021年4月21日、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下、「プロバイダ責任制限法」といいます)の一部を改正する法律が成立しました。 インターネットでの誹謗中傷などの権利侵害につき、より円滑に被害者救済を図るべく、制度的見直しを図ることにあるとされています。誹謗中傷にあった時の望ましい対策について、あな たの考えとともに記述してください。

テーマ(2) 受験の動機と合格後の計画
インターネット利用アドバイザー試験を受験した動機と、合格したらその称号を活用するための計画を、これまでの生活や仕事上の経験と関連づけて、具体的に記述してください。
2022年
テーマ(1)
青少年のネット利用とあなたの視点
2022年4月から民法改正によって成人年齢が 18 歳に引き下げられました。これに伴い、青少年がインターネットを利用する際にひとりで取引を行う機会が増えますが、そのような人々に対してどのようなことを啓発すべきでしょうか。また注意しなければ いけないこ ととは何でしょうか。あなたの考えとともに記述してください。

テーマ(2) 受験の動機と合格後の計画
インターネット利用アドバイザー試験を受験した動機と、合格したらその称号を活用するための計画を、これまでの生活や仕事上の経験と関連づけて、具体的に記述してください。

Q2. どのように提出すればよいですか?
A. メールで提出していただきます。詳しい提出方法については、受験をお申込みいただいた方にメールでお知らせします。

Q3. いつまでに提出すればよいですか?
A. 提出期限は2023年8月31日(木)です。
締め切り期限を過ぎて論文が提出されなかった場合、受験料の返金はいたしかねますのでご了承ください。
また、提出済みの論文の差し替えは原則として受け付けていません。

面接試験について

Q1. 面接は東京以外では実施しないのですか?
A. 今回は、オンラインにて実施します。

Q2. 面接日時はいつですか?
A. 2023年9月1日~9月22日までオンラインでの実施を予定しています。
詳細は受験申込み後、論文を提出した方に、メールでご連絡いたします。

Q3. 面接時間はどれぐらいですか?
A. 15~20分程度を予定しています。

Q4. 面接員はどのような人ですか?
A. 学識経験者が面接を担当します。

研修について

Q1. 研修の場所はどこですか?
A. 当協会(東京都文京区湯島)、またはオンライン会議において実施する予定です。
また、 受講者数等の都合により、研修日時や場所を変更する場合もあります。あらかじめご了承ください

Q2. 研修の日時はいつですか?
A. 2023年11月~12月を予定しています。
受講者数等の都合により、日時や場所を変更する場合もあります。あらかじめご了承ください。詳細は、試験に合格された方に、メールでお知らせします。

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